Twitter@udanao


by udanao
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

to You

b0010191_23313697.jpg


無事にNYから帰ってきました。

毎回、個展をする度に新しい発見があり、
それまでの自分を見つめ直す機会が生まれ、
これからの方向性がなんとなく見えてくることに喜びを感じます。
来てくださった方、興味を持ってくださった方、
暖かく見守ってくださった方、会社の皆様、
本当にありがとうございます。

私にはヌーのおかげで出会えた人がたくさんいて、
ヌーのおかげで言えたことがあって、
写真のおかげで行けた場所や
美術のおかげで乗り越えられた切なさなどがあって、
その一つ一つが自分に意味があるだけではなく、
誰かの心の中でも何らかの影響を与えたならいいなぁと
心から思います。

学校を卒業してNYを去る時、
私はとても不安で、何をしていいのかもわからなくて、
写真が好きなのにどうやって向き合っていいのかも
よくわからずにいました。
でも、あれから2年が経って、
やっと学校で習ったことの本当の意味を理解してきたような
気がします。
いつも、肝心なことに気付くのが遅いよ、と指摘されがちな私ですが、
本当に、最近になってやっと
学校が教えてくれたことの意味を知った気がします。

人は、いつまでも学校にいるわけではないのです。
だとしたら、学校や先生の役割とは、
常にそばにいて見守ることではなく、
一人で立ち上がって前に進むための方法を教えることだと思います。
そして、一度その方法を教われば、
応用したり人に聞いたり相談したりして、
何とか別の方法にたどり着いたりもできるのです。
学校という枠から出てみて、
やっとその意味が分かったりもするのです。

おそらく、何事にもすぐに答えを求められるなんてことは、
あまり一般的では無いようです。
その問いが大きくて重くて、大切であればあるほど、
答えは遠くにあり、すぐに答えがわからないからこそ、
生きる意味があるのだと思うのです。
時間をかけて熟成させるというのは、とってもじれったくて
早く結論が知りたいなどと焦ってしまいますが、
でも、実はそのプロセスの中にも発展があり、
しっかりと過程を味わっていないと、
結論の意義を知る事もできないのかなと思います。

I really wanted to tell myself this two years ago
when I had too much to worry about.
I am very glad that I can say this now.

What you have to do is to create one work
that you can really love, and leave school with it.

自分の見ている世界がそのまま写るからこそ、
写真には意味があるのだと、最近気が付きました。
自分の成長も、自分の苦しみも、自分の心の状態も写り込むからこそ、
私はそれが好きなんだ、と心から思います。
そんな当たり前のことも、今になってやっとわかったのです。

そして、それをしっかり理解できた私は、
これからどんな写真が撮りたいのかなぁと、
なんだかとても楽しみです。
[PR]
by udanao | 2009-03-29 00:02 | life