春
2012年 04月 25日
3月にもう一人の祖母も向こうの世界に旅立ちました。
おばあちゃんと呼べる人がみんな遠くにいってしまったことに
実感がわかないと同時に、すごく時間が経ってしまったような
不思議な感じがします。
誰の人生にだって終わる時がいつかは来ると理解しているものの、
できるならそんなに頻繁にではなく、
もう一度四季が巡って、心が少し落ち着いた頃でも良かったじゃないかと
なんとなく納得がいかないような気がします。
良いことも悲しいことも全部自分に意味がある記憶になるし、
それが人生だというメールを韓国語でもらって、
本当にそうだなと思います。
私の乏しい語学力ではわからず、翻訳ソフトを使うという
ちょっとセコい方法で理解しましたが、
機械が訳してこんなに豊かな文章だということは、
韓国語がわかれば、どんなに世界が広がるのだろうと思います。
春が来る度に、もう12回目になる友達の命日を祈り、
色々話を聞けずに亡くなった祖父に思いを馳せ、
今年旅立った祖母達のことを思い、
季節の変わり目が切ないことに終わりはないけれど、
生きているということには大きな意味があるのだと思います。
早く新緑の季節が過ぎて、
半袖でも着て暑がりながら夜に散歩をするような、
そんな夏になったらいいなと思います。
by udanao
| 2012-04-25 15:30
| life