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"The Distance Between the Two"展@台湾のお知らせ

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6歳ぐらいの時、祖父が入院していた病院のロビーか、
または空港に向かうバスが出発するターミナルのようなところで、
手帳に筆記体でメモを取る外国の人を見て、
スラスラと何かを書く姿に憧れたことがあった。
その言葉が何だかもよくわからず、
でもとても印象的だったので、
私もノートに筆記体風の何かを書いてはtとかiの点を後から打って
外国の言葉のようなものが書けたことに満足していたことがあった。

人は、何歳ぐらいの時に
世界には自分とは違う言葉を話したり書いたりする人がいて、
例え同じ言葉を話す者同士であったとしても、
結構な努力をしなくては
意思の疎通というのは難しいらしいと気が付くのだろう。

そしてある時、韓国の空港を出て、
北京経由で日本に帰るという飛行機の中で、
私の隣には中国人のお母さんと、
韓国のパスポートを持った2歳のお嬢さんが座っていた。
その子は日本に在日韓国人のお父さんがいて、
家族の会話は日本語でしているらしく、
私とも日本語で話して遊んでいたけれど、
そのうち、近くに座っていた4歳ぐらいの中国人の女の子が近づいて来て、
おもちゃを差し出しながらその子に中国語で話かけていた。
2歳の子は「あ、おねえちゃん来た!」と日本語で言い、
年上の子は中国語で何かを語りかけるということを繰り返し、
二人が何を感じていたかはわからないけれど、
多分楽しい時間だったんだろうと端から見ていて私は思った。

大人になるにつれて、形とか考えとかを気にして、
言葉が通じるかとかきちんと理解されているかとか
そんなことばかりに頼るようになるのかもしれない。
本当は結構近いものをとっても遠いと思ってみたり、
実は違うものを無理に近いと思ってみたり、
場合によって自由に変化する距離を
無理矢理にでも定めようとしてみたり。

本当のところがどうなのかなんてことは、
その場所に立って時間をかけてからやっと見えて来るのかもしれません。
台湾での個展でじっくりと考え、新しいヒントを見つけて来ようと思っています。
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Nao Uda solo show "the distance between the two"
宇田奈緒 個展「2つの間にあるもの」展
小南風 minami zephyr
-台北市大安區師大路68巷9號1樓
-Tel: +886-2-23633138
-opening hours:
Tue to Sat 12:00 ~ 21:00
Sun 12:00 ~ 19:00
-The nearest MRT station: 台電大樓 Taipower Building Station
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by udanao | 2012-08-05 02:22 | show