ヌーとニューヨーク
2013年 09月 17日
4月から5か月間に亘ってニューヨークの町に立ち続けた
ヌーの展示がもうすぐ終わります。
その5か月の間に本当にいろんなことがあって、いろんな人に出会い、
不思議な偶然やおもしろいことが数えきれない程ありました。
世の中にはタイミングというものがあって、
無理に何かを進めようとしても、一生懸命止めようとしても、
どうしてもそうなってしまうことがあるのだろうと、今年は特に思います。
なるようになるから大丈夫だ、という誰かが言っていた言葉が、
きっと本当なんだろうと感じます。
例えば、飛行機で隣に座った人が、
祖父が住んでいた伊豆のとっても小さな町出身だということも、
直島で泊まった宿で隣の部屋にいた人が、
去年台湾で道を尋ねた相手だったということも、
ニューヨークの町中で約束もしていない相手と
一日に数回鉢合わせるということも、
どれも不思議だけれど、そんなこともあるのだと思います。
まだ今年を振り返るには早いですが、
来年が今年の先に繋がっていて、
今年考えたいろいろなことが、
だんだんとまとまって行ったならいいと思います。
ヌーと写真と共にいろいろな場所に行き、たくさんの人に出会い、
そこでの発見や嬉しさ、切なさを元に作品が生み出せますように。
版画の絵本や写真集も制作中なので、
出来上がった際には見ていただけるとありがたいです。
ヌーを見に行って下さった方、気にかけて下さった方、
休みを下さった方々、本当にありがとうございました。
by udanao
| 2013-09-17 03:37
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