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台湾と私

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なんで台湾で勉強することにしたの、とよく聞かれる。
台湾の中の人にも、台湾の外の人からも。
とっても大きな理由が一つあることに変わりはないけれど、
実際にここに私がいるのは、
なんだかとても単純なことなのかもなと思う。

台湾と日本の生活習慣は違うでしょう、とよく言われる。
目に映るものとか、食べるものとか、街のスピードとか。
こないだ、同じ学部のマレーシア人留学生仲間とご飯を食べていたら、
私達は誰かに頼まれたわけでもなくて、
自分の希望でここにいるんだよね、という話になった。
言葉が全くわからない、風習も違う場所に来て、
そこで暮らしたり勉強したいだなんて、
人間の心の中には不思議な願望があるもんだよね、
と笑ったりするうちに、
最初にニューヨークに行った頃、
私はどんなことを考えていたんだろうと思った。

当時の私は、アメリカに行きたいという気持ちがとても強くて、
あえて言葉にするような理由なんてなかったのかもしれない。
日本じゃない場所に行きたい、というようなことだったのかもしれない。

それから長い時間が経って、私は再び新しい場所にいる。
作品のためとか、調査のためとか、
もちろんそういう理由があるのだけれど、
もしかしたら、自転車で街を走りながら
ここは南国だなぁとふと感じることとか、
やけに面倒見のいいコンビニの新人店員さんが
親しげに接客してくれることとか、
驚くほど突然に、歴史の断面図のようなものが見え隠れすることとか、
そんな毎日がなかなか面白くて、
台湾をもっと知りたい、
というのが一番正直な答えなのかもしれないなと思う。
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by udanao | 2016-10-17 00:47 | life