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by udanao
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灯籠

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昨日、ニューヨークで灯籠流しがあった。
NYの本願寺が日本のお盆の文化を紹介しつつ、
911の犠牲者の方々の鎮魂になれば、
と始めたこのイベントは、今年で5回目になるという。

私たちボランティアが作った灯籠に、
道行く人がメッセージを書いていく。
108個の灯籠が願いで埋めつくされた後、
ハドソン川に持っていて浮かべる。

NYにはいろんな国から来た人が住んでいる。
背景にはいろんな文化があって、
話している言葉があって、
心から信じるものがある。

それでも、大事な誰かへのメッセージとか、
平和を願う気持ちに違いなんてないらしい。

もう会えない誰かへの気持ちとか、
漠然とした大きなものへの願いとか、
もう二度とこんなことが起こらないようにという決意とか、
みんなが灯籠に書き込んだ想いは真剣だ。

キリスト教と仏教とイスラム教と神道の偉い人たちが
それぞれの方法で祈りを捧げ、
私は私なりの方法で祈り、
会場にいた全員が何かしらの想いを胸に抱いていた。

それだけの想いが合わさった時に、
届かないメッセージなんてないんだろうと思う。

日が暮れた後のハドソン川に浮かぶ灯籠の光と、
グランドゼロから空に向かって照らし出されるビームの光と、
その間に確実に存在してる人々の暖かい気持ちを感じて、
私は、これからも一生懸命生きようと思った。

どうか、亡くなった方たちが
平和で幸せな場所でゆっくりできていますように。
どうか、残された者たちが、
自分たちに与えられてる毎日の意味を
心から噛みしめて生きていけますように。



文化
言葉
想い
願い
アート
宗教
人類

そんなことをテーマにした卒業制作が作れそうな気がしてきた。
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by udanao | 2006-09-13 09:11 | life