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by udanao
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カテゴリ:life( 85 )

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3月にもう一人の祖母も向こうの世界に旅立ちました。
おばあちゃんと呼べる人がみんな遠くにいってしまったことに
実感がわかないと同時に、すごく時間が経ってしまったような
不思議な感じがします。
誰の人生にだって終わる時がいつかは来ると理解しているものの、
できるならそんなに頻繁にではなく、
もう一度四季が巡って、心が少し落ち着いた頃でも良かったじゃないかと
なんとなく納得がいかないような気がします。

良いことも悲しいことも全部自分に意味がある記憶になるし、
それが人生だというメールを韓国語でもらって、
本当にそうだなと思います。
私の乏しい語学力ではわからず、翻訳ソフトを使うという
ちょっとセコい方法で理解しましたが、
機械が訳してこんなに豊かな文章だということは、
韓国語がわかれば、どんなに世界が広がるのだろうと思います。

春が来る度に、もう12回目になる友達の命日を祈り、
色々話を聞けずに亡くなった祖父に思いを馳せ、
今年旅立った祖母達のことを思い、
季節の変わり目が切ないことに終わりはないけれど、
生きているということには大きな意味があるのだと思います。

早く新緑の季節が過ぎて、
半袖でも着て暑がりながら夜に散歩をするような、
そんな夏になったらいいなと思います。
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by udanao | 2012-04-25 15:30 | life

写真

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すごく久しぶりに、ここ数年の写真を整理しました。

私にとって写真が魅力的なのは、時間を止めることによって
その流れを一番感じられる気がするからなのだろうと思います。
写真には、一枚一枚の中に流れている時間があって、
それぞれは画面の中で止まっているのに、
並べて見る時には、時間の密度をまとめて観察できるということが
とてもおもしろいのかもしれません。

あと数ヶ月したら、日本に戻って来て5年が経ちます。
アメリカにいたのと同じ長さの時間が過ぎ、
いろんな密度の瞬間があり、
その破片が写真の中にあるのだと改めて実感しました。

目の前にあるものを絶対に無くしたくないという気持ちで
写真に出会った頃から時が経ち、
今の私は、写真の中はもちろん、
人間の繋がりや現在の中にも
過ぎ去った時間や思いがあると考えるようになりました。

美術を通じて「時間の流れを観察したい」
と先日の個展で書きましたが、
その続きの展示をまた6月にやろうと計画中です。

どんなものになるのかわかりませんが、
観察を進めて行きたいと思っています。

時間について、何か私と語って下さる方がいましたら
ぜひお話ししましょうー。
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by udanao | 2012-02-13 02:15 | life

美術について

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自分がたった一人だと思うなんて身勝手だと言った人がいる。
ほんとは周りでたくさんの人がその人を大事に思っているのにって。

昨日のアートフェアの帰りにいろいろと美術について語って、
そして何だかすっきりした。
日本は謙遜と自分が特殊だという気持ちが入り乱れる中で、
日本が発信するものなんてたいしたことないんですよ、みたいな
よくわからない引け目を世界に対して感じつつ、
それでいて、ワビサビの世界は他の国の人にはわからないでしょう
というような変な排他的な気持ちを持っているのだと
アメリカの人に指摘された。
地震のことについてだって、もっと頼っていいんだよって。
助け合うためにお互い地球にいるんじゃないかって。

ずっと思って来たことをまとめると、
結局のところ、もはや日本らしいかとか
どこの国らしいかとかそういうことではなくて、
地球人として存在する人類が共通に味わえる
考えとか感情とかをすくって形にすることが
これからの私の美術にとっての大事なことなんじゃないかと思う。

私の人生に美術というものが関わっていることが
本当に幸せなことだと思う。
いろんなことが起きたり、解決しにくい問題が沸き上がったり、
どうしても変えられないことが起こったりするのが
人生が過ぎて行くということなんだと思うけど、
そんな中でいつでも自分の心の一番深いところに
美術を大事にする気持ちがあって、
それはつまり自分には言いたいことがあって
これからも堂々と生きて行きたいのだと信じるための
証拠のような勇気のようなものだから、
何で美術を始めたのかという一番風化させてはいけない事実を
作品を生み出すことで守って行くのではないかと思う。

3月には言えるわけないと思ったことを
そろそろ言ってみてもいいのではないかと思えてきた。
展示の方法を考えよう。

自分が何を考えているかなんてことは
周りの人の話を聞いて照らしてもらわない限り
よく見えないものですよね。
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by udanao | 2011-07-30 22:14 | life

時間

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あの時、学校の遠足でどこかに行くバスの中で
お父さんとお母さんの出身地同士に何かあったらどうしようと
不安そうに話をしていた友達のことを思い出す。
そして、彼女が日本語以外も少し話せると知った私が
「すごい!なんか話してみて」と頼んだ時に
自己紹介らしきことをしゃべってみてくれたことも覚えている。

もうあれからそれなりの時間が経ったんだなと思う。
私はあの頃よりは大人になって、
自分の意志でその場所を訪れようと思えば行けるような状況にある。
この関係がずっと続きますように。
変な思惑とか不穏な空気なんてものに左右されることなく、
きちんと交流が続けられるように私は心から祈るし、動いていきたい。

代わりに行って来るからねー。
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by udanao | 2011-06-12 01:32 | life

places

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時間が経たないとわからないことは世の中にたくさんあって、
その時にはそれがいいのだろうと思って選んだことの答えや
その時には選べないから保留にしておいたことの結果が
後になって段々と見えてきたりするのかもしれない。

ある時に選ばなかった道は、
今選びたかった道なのかもしれないけど、
自分が動いて選び取れるものはきっと限られていて、
自然と生まれてくる道というか、
なるようにしかならない道のようなものがあるから、
現時点でわかることに対して、
今一番だと思う答えを知恵の限りを尽くして決断することが
きっと人生なんだろうと思う。

計画を立てたって、予定でいっぱいにしたって、
例えば病気になるかもしれないし、
もしかしたら地球の動きに惑わされるかもしれない。
でも、そんな時に支えになるものがずっとあるとしたら、
少しずつでも答えを出すためのヒントとして使えるのかもしれないよね。

ニューヨークでヌーを生み出させてくれたクラスの先生に会った。
先生はいつも通り暖かくて、
作品を見せたらすごくわくわくしてくれて、
私があげたヌーの絵をすぐに壁に飾ってくれた。
去年私は網膜剥離になる直前に、先生の開催する展示に
「アートはいつでもそこにある」というタイトルの作品を出させてもらった。
そのポスターを気に入って買いたいと言ってくれた人すらいたそうだ。

答えはずっと前に出ているんだと思う。
アートがいつでも私の心の中にあって、前に進む力をくれて、
人とのつながりを作らせてくれて。
そんなアートがどんな時でも必要な知恵を授けてくれるのだとしたら、
いつだってそれを大事にすることに全力を注ぐべきなんだろうと思った。
ニューヨークがそんなことを信じさせてくれる場所だったということを
久しぶりに思い出した。

今の自分に満足せず、努力を重ねて勉強を続けて、
もっと別の世界を見てみたいと心から願い続けるような、
そんな人生を送っていきたいと思いました。
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by udanao | 2011-04-22 00:58 | life

Thank you

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お礼が遅くなりましたが、ゆいてん&母展に来て下さった方々、
気にかけて下さった皆様、
次は私の展示ができるように力をくださった方々、
本当にありがとうございました。

会場で写真集を買っていただいた方々、
遠くから注文をしてくださった方々、ありがとうございます。
時間がかかってしまって申し訳ございません。
間もなく届くように準備をしています。
売り上げはゆいてんと母展の募金箱の中身と合わせて
15668円を日本赤十字社に義援金として送金しました。

私にとって美術はどんなに苦しい時も力をくれ、
これからも私を支えていくものに間違いはありません。
でも、寝るところも食べ物もない方々の姿を前に、
美術の力で元気を出すなんてことはとても言えないような時に
本当に力をくれるのは人とのつながりなのだと思います。
そして、そのつながりを大事にするための方法として
美術が間にあるのだと思います。

皆様が暖かい場所でゆっくり眠れる日が早く来ますように。
亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りしております。
今まで、冬と春の間の暖かい日はあまり好きではありませんでしたが
今年はそんな暖かさが早く来るように願っています。
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by udanao | 2011-03-31 16:41 | life

作ること

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ゴッホもピカソもマイケルジャクソンも
生まれた時からあの形だったわけではなく、
強い信念と努力と学ぶ姿勢を重ねることで
ゴッホになり、ピカソになり、マイケルになっていったのだと実感する。

完成した最終的な形なんてものは、
いつだって手に入れられないもので、
アートというのは作者がこの世を去る瞬間まで
理想のように思える世界を少しずつ紐解いてみせては
アーティストを魅了し、創作させ、生かしていくのだろうと思う。

私が美術と出会った時、
世界には写真と私しかいないような気がして
自分を保つことで精一杯だったと思う。
それから10年が経ち、
私は自分がお手本としたいと思うような先生に出会い、
アーティスト達と出会い、
ギャラリーオーナーに出会い、キュレーターと出会い、
コレクターの姿を見て、美術を愛する人たちと知り合い、
美術が持つ力の深さを理解できるようになったのだろう。

ゴッホがゴッホになっていくプロセスが確実にあったように、
私も私になっていく過程をしっかり歩んでいきたいと思う。
道は後から振り返った時に全てが統合されて見えてくるものだろうから、
誠実な態度を忘れずに美術に向き合っていきたいと思うのです。
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by udanao | 2010-12-01 21:59 | life

music and me

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言いたくても言葉には出せない時にはアートがあって
表現したくてもそれが叶わない時には言葉があって
その両方を何とか重ねることで、
人は止められない時間の流れや
理解しきれないような現実の悔しさや矛盾と
どうにか向き合って行くのだと思う。

時の経過と共に物事が変化することは当たり前だし、
失われた存在ばかりを愛することは切なすぎることだけど、
その人達が集まらなければ作れない空間や雰囲気や暖かさがあって、
その空気をもう味わうことができないと理解することはなかなか難しい。

ずっとそのままでいるということが叶えばいいのにね。
東方神起もマイケルもチャゲアスも、
ずっとみんなの前で笑って歌っていられればよかったのに。
CDの中だけで存在するにはその作品はあまりにも大きすぎて、
みんなの前で歌ってもらえるチャンスがまた戻ってきたらいいのにと思う。

時間が流れてもその変化の中にある芯を信じ続けるというのは
難しいことかもしれないけど、絶やさずにいたいものだと心から願う。
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by udanao | 2010-06-21 00:53 | life

five senses

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Using vision is not the only way to make art.
You have your ears, mouth, idea, and someone with you to create anything.
For the last two months, the possibility of losing my vision has been my biggest concern,and how to make art after an eye surgery has been another big issue for me.
However, after I met a curator from Morocco, Abdellah Karroum, I realized that there is always a solution to the problem if you think smart.
If you don't have a thing, then you can create one. It's that easy, but it may be difficult when you are in the situation.
I am so glad that I can always say "I make art." and I will always proudly say, "I am an artist."
Thank you so much for sharing your wisdom with me, and giving the chance to think again about my art.

私はたまたま作る側から入り込んでいったけれど、
人は美術について考えたり悩んだり救われたりしている間に、
その大きな世界が持つ、人類共通の核のような部分に
ゆっくりと向かっていくのではないかと思う。

その世界はとても大きくて歴史があって、
何人もの人が人生をかけて取り組んで考えてきたものだから、
すぐには答えなんてものは与えられない。
時間と経験と愛と誠実さと苦悩と仲間と他者と自分と、
いろんな要素を混ぜていく中でうっすらと輪郭が見えてくるような
そんなものなんだと思う。

その核を愛している人は、アーティストの他にもたくさんいて
見る人だったり、見る場所を提供する人だったり、
チャンスを与える人だったり道行く人だったり、
本当に多様な関わり方があるのだと、初めて心から理解した。
当たり前のことは、当たり前なくせにその中にいるとすぐには気付けないのだ。

例えば今は目がうまく使えないのだとしたら、
その時は別のところを使ってアートをすればいいのだよね。
その為に人間は考えるわけだし、五感を備えているのだと思うのです。
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by udanao | 2010-04-06 00:12 | life

30 days, 10 years

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大変ご心配をおかけしましたが、
やっと社会復帰できそうです。
目の開き具合は少し半端ですが、一応ちゃんと見えています。
目が安定するのには半年ぐらいかかるとのことですが、
時間がかからなければ治らないのであれば、
今やっても大丈夫なことをしようと思っています。
半年後に自分の左目がどんな見え方になっているかは
現時点では誰にもわからないことなので、
今考える必要はないのだと思います。

今日は、私の大切な友人が亡くなって10年目の命日です。
できることなら、
いつまでだって馬鹿らしい妄想話をして笑ったりだとか
この10年の間に私が新しく手に入れた
美術とか旅行とか世界の話もしてみたかったけど、
それはただ目には見えないというだけで
多分友人は、私の歩みなんてもう全部知っているんだと思うのです。

目に見えることだけがそこに存在していることの証拠ではないと
最近は心の底から思います。
10年前にカメラを手にし、
目に映る世界を一生懸命に写真に託したのは
どうにかして存在の証拠が欲しかったからなのかもしれません。

あれから10年が過ぎてみて、
今日の私は、目を使って味わう美術を選んだことへの
誇りと責任を感じています。

私が見ている世界は私にしか見えていないもので、
どの人が見ている世界も、その人にしか見えていないものだからこそ、
それぞれの世界を表現する価値があるのです。

そして、その世界を見せ合うことで
他者を知ったり、悲しみを癒しあったり
勇気をもらったり励ましあえたならいいと思います。

10年間、本当にありがとう。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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by udanao | 2010-03-08 21:33 | life