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by udanao
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カテゴリ:me( 36 )

ヌーとニューヨーク

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4月から5か月間に亘ってニューヨークの町に立ち続けた
ヌーの展示がもうすぐ終わります。
その5か月の間に本当にいろんなことがあって、いろんな人に出会い、
不思議な偶然やおもしろいことが数えきれない程ありました。
世の中にはタイミングというものがあって、
無理に何かを進めようとしても、一生懸命止めようとしても、
どうしてもそうなってしまうことがあるのだろうと、今年は特に思います。
なるようになるから大丈夫だ、という誰かが言っていた言葉が、
きっと本当なんだろうと感じます。

例えば、飛行機で隣に座った人が、
祖父が住んでいた伊豆のとっても小さな町出身だということも、
直島で泊まった宿で隣の部屋にいた人が、
去年台湾で道を尋ねた相手だったということも、
ニューヨークの町中で約束もしていない相手と
一日に数回鉢合わせるということも、
どれも不思議だけれど、そんなこともあるのだと思います。

まだ今年を振り返るには早いですが、
来年が今年の先に繋がっていて、
今年考えたいろいろなことが、
だんだんとまとまって行ったならいいと思います。
ヌーと写真と共にいろいろな場所に行き、たくさんの人に出会い、
そこでの発見や嬉しさ、切なさを元に作品が生み出せますように。
版画の絵本や写真集も制作中なので、
出来上がった際には見ていただけるとありがたいです。

ヌーを見に行って下さった方、気にかけて下さった方、
休みを下さった方々、本当にありがとうございました。
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by udanao | 2013-09-17 03:37 | me

60日間

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BankARTでの2ヶ月間のレジデンスが終わりました。
自分一人でいろいろなことを考える日々があり、
それを周りの人と話して共有する時間があり、
作品のことだけでなく、そもそもの写真と自分の関係までをも
理解できそうなヒントが得られた、そんな2ヶ月でした。
何かについて本気で考えるためには、
向き合うという行為が必須なのだと改めて感じます。

横目で見ていても、片手間で取り組んでいても、
一見美術風なものは人の中から出て来るのかもしれませんが、
本当は、正面からきちんと向き合って、
苦しみながらも何かに達しようという
野望を持って考えていなくては、
自分の言いたいことすら見えては来ないのだろうと思います。

何年も前からその前を通り過ぎていたような場所や考えが、
実は今の自分の疑問の答えになるということが、
すごく自然で、安心できるなと思いました。
何だかとてもすっきりした気持ちで、前を向いて、勇気を持って、
これからも進んで行こうと思うための種となった60日間でした。

毎日スタジオで迎えて下さったBankARTの方々、
スタジオに来て下さった方、たくさん話して知恵を下さった方、
スタジオでいろんなことを一緒にして下さった皆様、
本当に本当に感謝しています。
また会いましょう!
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by udanao | 2012-07-18 00:23 | me

where I am

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いつ会っても見てもこの10年間先輩はずっと先にいて、
その場所にたどり着けるのはいつなんだろうと
思っては切なくなる。
今の自分がその方向に向かいたいと思える目標を見せてもらえることは幸せだと思うけど、
負けず嫌いの私は新しいことを始めたいのにどこからやっていいかわからず、
心から悔しいし、大人になりたいと思ってしまう。

いつもすごい作品を見せていただいてありがとうございます。
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by udanao | 2011-11-10 04:21 | me

居場所

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先週から会社に戻りました。
今回は目の様子も落ちついているようで、
このままひどくならないといいなと思っています。

手術室で麻酔が覚めた時、
主治医の女の先生が頭をなでながら
「今度はよくなりますように」
と言ってくれているのが遠くから聞こえた。
退院の1日前の診察では入院患者用の診察室で
「もうここでは会いたくないと思ってるので。」と言ってくれた。
世の中には一回では治らないことはたくさんあるし、
一度変わったら完全には元に戻らないことがあるのかもしれないけど、
でも、だとしたら最新の状況に適応していくのが
生きて行くことなんだろうと思う。

会社の先輩が「写真撮れないのが一番辛いでしょ」
とさりげなく言ってくれて、
友達はニューヨークの写真とハングルでデザインされた
韓国の文房具をお土産にくれて、
いろんな人が「おかえり」って言ってくれて、
迷惑をたくさんかけている分、
これから自分のできることをしていきたいと思う。

休んでいる間に家族ともたくさん話して、
今まで家を離れていた分の時間を取り戻しているような気がした。

居場所はたくさんあっていいんだから、
今の私はいくつもの肩書きを持っていたいと思う。
仕事を通じて見える私も、アートを通じて見える私も、
病気を通じて見える私も、家族を通じて見える私も、
アメリカが好きな私も、日本にいる自分も、
どれも自分だし、どれも自分が私を知っていく為のツールだから、
いろんな場所に存在していいんだろうなと思えた。
そして、そのそれぞれの場所で出会った人達に
支えてもらっていることを忘れないようにして、
今を生きて行きたいと思う。

元気の出るメールやコメントなどをくださってありがとうございます!
I am so happy to be back!
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by udanao | 2010-08-24 00:22 | me

ありがとう

展示にいらしてくださった皆様、本当にありがとうございます!


個展についての感想や正式なお礼はまた書きますが、
とりあえずはありがとうございますとだけ。


今日から一週間、ニューヨークに行ってきます。
夏の個展に向け、今まで暖めて来た
新しいプロジェクトを始める予定です。


誰のことも知らない、どこか遠くの場所に行けたら楽になるのかな、
なんて考えがちだった高校生の頃、
宇多田さんはそんなことはなくて、
どこにいても私は私なんだ、と言ってました。
当時はなんだか切ない気がしましたが、
実はその事実こそが、すごく自分の力になるんだなと思います。
今の私がニューヨークで撮りたいものがある、というのは、
そこに住んでいた当時の私には想像もつかなかったわけで、
なんだかうれしいような気もします。


こちらも展示と同じく、
たくさんのreunion&新しい出会いになることを祈りつつ、
行ってきます!


写真撮るぞー。
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by udanao | 2009-03-17 15:32 | me

thanks a lot

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私はなにも特別なことをしているわけではなくて、
自分が作らずにはいられないからモノを作るわけで、
そして、それが誰かに勇気を与えたり、
心底悲しい時に力になったり、
おもしろおかしい気持ちを倍増させたり、
なんか忘れられないなと思ってもらえたりしたならば、
とても幸せだと思うのです。

そして、そういう力を与えてもらったこと、
そういう勉強をさせてもらえたこと、
暖かく、そして陽気な人々に囲まれていること、
10年以上ぶりに会っても熱く語れる同級生がいること、
安定した日々を作り出してくれる科学の進歩があること、
やってみなよ!と勇気を分けてくれる人達がいること、
そんな全てがありがたいと心から思うのです。
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by udanao | 2008-03-04 22:55 | me

to you

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私の中にある様々な要素が、
このブログの中に記録されていって、
それを読んでくれた皆さんが私とのつながりを感じてくれたなら
とってもうれしいのです。
いつもどうもありがとう。

なんで同じ家に生まれてきたのかはわからないけれど、
その不思議な運命のようなものがうれしくて、
先に生まれて待っていてよかった、
なんてふと思ったりする。
この時間にこの空間に共に存在していなかったなら、
今、こんなに濃い時間を過ごす事もないわけで。
5週間の安全な旅路を祈る。
いろんなモノを見て、おかしな人に会って、
理不尽なことも味わって成長して帰って来てよね。
いってらっしゃい。
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by udanao | 2008-02-19 00:19 | me

粘土

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きっと自分に似合うだろうと思っていた服は、
気付いたらやけに小さかったり古くなっていたりする。
いつか使うだろうと思ってとってあった粘土は、
気付いたら固く乾燥していて使えなかったりする。

かつての自分と今の自分の違いも、
それぐらいはっきり見えたならいいのに。
それだったら、きっぱりと手放して、
新しい毎日に進めるんだろうに。

あの頃の価値観とか、あの頃の信念は、
今の自分を理解する為にはもう利用できないのだ。
今の自分を信じる為には、
かつての自分の亡霊にとらわれてはいけないのだ。

誰かがそう言うから、とか、
みんなはどう思うだろうとか、
一つのかたまりだと思っていた「世間」という存在は、
実は私の中にある、かつての自分なんだろう。
そんな自分の持つ価値観は
無視も出来ず、かといって、心から賛同できるわけでもない。

その粘土、もう乾いちゃってるよ、ってふと指摘された後に、
私は新たなる粘土を探しに行けるんだろうか。
どこか知らないところに埋まっている粘土の存在を信じて、
前に進めるんだろうか。

そして、発見した粘土を乾かすことなく、
しっかりと別の何かに変えることができるんだろうか。
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by udanao | 2007-04-03 03:02 | me

48

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ついに、あと48日ほどで、アメリカを去ることになりそうです。

私は、この5年間、大学の写真学部に在籍しておきながら、
アメリカにおいて「写真を撮らずにはいられない!!」
という感情をあまり抱かなかった。
イタリアであったりペルーであったり、
たまに帰る日本ではおそろしい量の写真を撮ったくせに、
日々のアメリカ生活の中で撮った写真はやけに少ない。

私にとっての写真というのは、
失われて行く何かとか、
絶対に忘れたくないこととか、
今、それを逃したらもう手に入らない瞬間とか、
そういうものを記録しておくための手段で、
だからこそ、価値があるんだろうと思う。

アメリカでの暮らしは、いつのまにか自分の一部になり、
壁の落書きも、かわいい色の建物も、
アメリカ人と呼ばれる人たちも、
毎日、目にする当たり前のものになっていたのかもしれない。

いつか帰るなんてこと、ずっとわかってはいたんだけど、
あと48日しか残されてないよ、と気付かされた今、
アメリカはやけに愛しい。

面倒で嫌いだったコインランドリーに行く事も、
ちょっと暖かくなったからって、
調子に乗ってキャミソールなんて着ちゃう地下鉄の中の人も、
耳たぶが切れそうなぐらいの寒さも、
ガイジンという立場ゆえに味わう切なさも、
なんか、どれも好きだったんだなぁと思う。

春はやけに切ない季節で、
別れとか旅立ちとか、
新しい毎日とか引っ越しとか、
いったい何を考えたらいいんだろうと思う。

5年前にアメリカに来た自分は、
やけに希望に溢れていて、
今、振り返ってみたら
わりと意地悪な人にも出会ったし、
結構怖い場所に住んだりもしたのに、
よくここまで粘ったもんだと思う。

あの頃、何も知らなかった私は、
アメリカで出会った多くの人たちにたくさんのことを教えてもらって、
料理の手順から、ヌーの生み出し方まで、
それなりにわかるようになったみたいだ。

そんな感謝の気持ちみたいなものを、
写真に収めることはできるのかな。

過ぎ去ってしまう全てのことは切ないけれど、
でも、自分はそれしか知らないから、
そこからヒントを得て生きて行きたいと思うわけです。
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by udanao | 2007-03-29 14:36 | me

syracuse

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そこは、とても光が美しくて、
そこは、とても人が優しくて、
どんな私のことも迎え入れてくれるような場所でした。

そこから離れると決めたのは自分だったのに、
目指したいものがあると信じていたはずだったのに、
いざ、その場所に帰ってみると、
予想以上の暖かさに驚くわけです。

そこで学んだ言葉も習慣も、
人との関わり方も週末の遊び方も、
気付けば全部自分の一部になっていて、
何を教わったんだか、一つ一つを思い出すことはできないくせに、
不思議な存在感と共に私を作り上げているわけです。

そこに戻ることはもう、しばらくの間ないんだとしても、
私の心の中にはいつだって存在してるはずだから、
別にセンチメンタルになる必要はないのだけど、
何となく、遠くにあるその場所が懐かしくて暖かいと感じるわけです。

いくら同じ場所を訪れたとしても、
あの時と完全に同じ、ではない。
限りなく近いものかもしれないけど、
変化や違いを目にするたびに、
時間が流れたんだ、と思い知らされて、
今の自分がどこに立っているかを再確認する。

今まで歩いて来た毎日があって、
そこで出会った人がたくさんいて、
大好きだと思う場所がいくつもあって、
そんな積み重ねの上に自分がいるっていうことは、
とても当たり前なのに、
心の中で受け止めるには、やけに切ない。

自分が思ってたよりも、
きっと、もっと必要としてたんだろうね。
そんなこともわからないぐらいに、
自分のことしか見えてなかったのかもしれない。

だから、あの街のこれからの発展を祈ると同時に、
いつだってありがとうと思い続けていきたいわけです。
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by udanao | 2006-12-15 16:27 | me