Twitter@udanao


by udanao
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリ:show( 40 )

b0010191_1555659.jpg


高校生の時に自分の心の中を覗き込むために
たった一人で始めたはずだった制作が、
時間の経過と共に、気が付けばだんだんと遠くに広がり、
世界のいろんな場所で他の人と繋がるための手段に変わったことが
本当に幸せだと思います。
変な形の青い生物が自分の分身だと主張し、
そいつには意味があるのだと言い張り、
ヌーという名前を付け、絵にしたり立体にしたり、
Tシャツにしたりプラスチックのコースターにしたり、
そんなことを9年も繰り返しているうちに、
周りの人達がヌーのことを気にしてくれ、
ヌーと私の今後までをも楽しみにしてくれるというのは、
とても嬉しいことだと改めて感じます。

ラスベガスのコスモポリタンというホテルに5週間滞在して、
その中にあるアートスタジオで一人で絵を描き、
出来上がった絵のタイトルをホテルに来るお客さん達に付けてもらい、
絵とタイトルを書いたボードと皆様を一緒に撮影した写真を
お礼に差し上げるというプロジェクトをやっています。

私のこともヌーのことも全く知らない人たちが、
ラスベガスのホテルの中に出現したヌースタジオに来てくれて、
このプロジェクトはおもしろい!とか、
ヌーがかわいい!とか、アイディアが珍しい!とか、
これからの未来がわくわくしたものになるといいね!とか
グッドラック!とかいろんなことを言ってくれて、
私の絵に真剣に向き合ってくれて、
これからも頑張って行くための力をたくさんくれました。

昔、自分がこの世で一人きりだと思い込むのは自分勝手だと
ある人が言っていました。
どんなに周りが見えにくくて孤独だと思う時でも、
そこには人がいて、自分のことを見てくれて、
心配して、支えてくれているのだと感じます。
今だったらそんな風に言えるのにな、と思いながら、
これからも美術を続けて行くことが、
きっとあの時高校生だった自分への誠意のような物なのだろうと
地元から遠く離れたラスベガスで実感しています。
[PR]
by udanao | 2014-06-14 11:23 | show
b0010191_16333763.jpg


11月25日から12月の初めまで、台湾の嘉義という町で
滞在制作をすることになりました。
同時に11月30日から12月13日まで個展もあります。

私が台湾を知るきっかけとなった大切な友達の名前と、
この町の名前には同じ「嘉」という漢字が入っていて、
そこで新しい人に出会い、いろんな話をして、
作品について考えるための時間を与えてもらえることが幸せだと思います。
8月の台北の展示で知り合ったキュレーターの方と
言葉にならないものについて考えながら
この数ヶ月ずっと計画をして来て、
やっとこの日が来るのかと感慨深い気もします。

こないだ祖父が言っていたように、先が見えないということは、
だからこそ、誠実に向き合って進んで行けるという
楽しさや喜びがあるのだろうと思います。
先が見えないからこそ、一つ一つのことを積み上げて行って、
その先に見えて来る道を歩んでいきたいと思いながら、
嘉義がどんなところなのか、しっかり味わってきます。
-----------------------------------
宇田奈緒個展「Words Fail Me」(言葉にできないもの)
2013年11月30日(土)-12月13日(金)
10:00-21:00(アーティストトーク11月30日15時より)
会場 碰碰諸羅山(嘉義市新榮路34巷1號2F)
企画 家嘉工作室X碰碰諸羅山
[PR]
by udanao | 2013-11-19 16:44 | show
b0010191_3203287.jpg



About 70 years ago, my grandfather wrote a message
to his friend George when he was living in Canada.
It was a difficult time, and they had to be separated.
I think my grandfather had so many things he wanted say,
but he just wrote "Words Fail Me." on his friend's notebook.
My grandfather came to Japan after that,
and George stayed in Canada.
They never had a chance to see each other again,
but George still has the notebook even today.

今から70年ぐらい前に私の祖父がカナダに住んでいた頃、
友達のジョージ宛に書いた手紙がある。
その頃は世界が複雑な状況で、
私の祖父とジョージは運命の力で離ればなれになった。
そんな状況の中で、
祖父はたくさんの想いを胸に抱えながら手紙を書いたのだろう。
長い文章を書く事も出来たはずだけれど、
祖父はただ一言「言葉にできない」と友達のノートに記す。
その後、祖父はずっと日本で暮らし、
ジョージはカナダで生きることになった。
どこを探してもケイが見つからなかったんだよ、
いろんなことがあったけど、
そのノートは無くさずにずっと持っていたんだよと言いながら、
ジョージは祖父の書いた手紙のページを私に見せてくれた。
-------------------------------------
Nao Uda Solo show
"Words Fail Me" at Gallery Minami Zephyr(Taipei, Taiwan)
宇田奈緒個展「言葉にできないもの」展 /ギャラリー小南風(台湾 台北)
-台北市大安區師大路68巷9號1樓
-Tel: +886-2-23633138
2013年8月2日-31日
August 2-31,2013
-opening hours:
Mon-Thu, Sat, Sun 12:00 ~ 19:00
Fri 12:00 ~ 22:00
Closed on August 11,12,25,26
-The nearest MRT station: 台電大樓 Taipower Building Station
blog
map
facebook
[PR]
by udanao | 2013-07-26 07:41 | show
b0010191_1203294.jpg


元々私は写真を使って美術と関わり始めましたが、
絵を描いたり、立体的なものを作ったりもします。
話しかける相手によって日本語と英語を使い分ける時と同じように、
言いたいことや表したい気持ちによって、
写真がしっくりくる時もあり、
絵の方が自然だと思うこともあります。

アメリカの美大に留学していた頃、
写真学科に在籍していたにも関わらず
自分の写真についてうまく説明できない、
何だかもどかしい時期がありました。
そんな時に「オリジナリティー」という名前のクラスと出会い、
「アーティストなんだから自分にしかできないものを
自分らしく作りなさい!」と
心から応援してくれる先生のおかげで、
NU(ヌー)というキャラクターが生まれました。
写真を通じてだとうまく話せなかったクラスのみんなとも、
NUを介して距離が近くなっていったことをよく覚えています。

そんな頃から8年ほど経ち、
最近とてもうれしいことがありました。
ニューヨークの美術館が行うパブリックアートプロジェクトの公募で、
NUが選ばれ、4月25日から9月29日まで展示されることになったのです。
ニューヨークの「Bowery」というエリアには
ここ数年ギャラリーや美術館、
おしゃれなレストランやお店などが集まってきており、
アートと街と人の関係を新しく見つめていこうという動きが
広がっています。
今回のプロジェクトは、Boweryにある
いくつかのお店のシャッターをキャンバスにして、
美術館やギャラリーが閉まった後にも
アートを楽しめる空間を作ろうというものです。
アートファン達が、アーティストが録音した作品説明を
携帯電話で聞きながら街を歩いたり、
または、たまたま通りかかった人も、
今まで知らなかった作品と出会えるという
長い時間をかけてアートを理解してもらおう
という内容の展覧会になっています。

参加アーティスト14名のうち、
他の13名は招待されて作品を提供した有名な方々なのですが、
そんな中で唯一の公募枠に選んでいただき、
ちょっと誇らしい気持ちです。

今回、オープニングパーティーに合わせて
久しぶりに訪れたニューヨークは、
いつも通り不思議なエネルギーに溢れていて、
そこにいる懐かしい友達や先生、新しく知り合った人たちが
自分の人生なんだからやりたいことをしなよ!と言っていました。
パーティーで会った他のアーティストや美術関係の方も、
おめでとう!選ばれて良かったねぇ!と
何度も何度もハイタッチをしてくれ、
アーティストなんだからニューヨークに住まないとね!と
すごく当たり前のように言って下さったのがとても印象的でした。

これまでは、自分が写真を使うアーティストなのか、
それともNUを使って表現したいのか、
自分でもうまく理解できていない部分がありましたが、
どちらも必要に応じて好きなように追求するものなのだと
今は心から思います。
表現のために何を使うかという分類は、本当は全然重要ではなく、
どんなものを使ったとしても、
その表現の中身に共通した芯があることが
一番価値があるのだと実感しています。
すぐに理解できたり、簡単にわかることは
目に見えやすいかもしれませんが、
目に見えないものがこの世に存在しないわけではないと信じながら、
これからも制作を続けていこうと思います。

展示の内容はこちら
ニューヨークタイムズで発表していただいた記事はこちら
[PR]
by udanao | 2013-05-09 01:39 | show
b0010191_2255262.jpg

b0010191_2372063.jpg


同じ場所に立っていても、同じ時間を共有したとしても、
そこに居合わせた一人ひとりが、それぞれの側から物事を覚えていて、
その集合体として記憶や文化が成り立っていくという仕組みに興味があります。

これまで、考えや言語が多様であることの奥行きについて、
また、時間の経過の中で失われるものと浮き彫りになっていくものについて、
美術を介して考えてきました。

言葉にならない気持ちや、
どうしたって理由が納得できない出来事がこの世にはあり、
それらとどうにか向き合っていくために美術があると感じます。
特定のことについて直接話さなくても、思いを形にできるという
そんな美術の奥深さに、今までどれほど救われたかわかりません。

いつかまた会ったときに伝えたいことがあると感じながら
この向こう側に誰かを見送る時に、
それぞれの側ではどんな風景が見えているのだろうと、いつも思います。

見送った人の数がだんだんと増えたり、
言いたいと思いながら伝えられなかった言葉が多くなっていくことも、
それはどれも時間が流れる中では自然の摂理なのでしょう。

ずっと聞きたいと願っていた話や、
あの時見ておきたかったと思う風景の本当の意味なんてものは、
時間が過ぎてからしか伝わらないことが多いと感じます。
私が取り組みたいと思っているプロジェクトは、
結局は答えのわからない問いについて、
ずっと考え続けるための口実のような、味方のような、
そんな存在なのだろうと思います。

本のページを一枚一枚めくるように、だんだんとわかることが増え、
もしかしたら同時にわからないこともより深まって行くのかもしれません。
様々な事や場所と向き合い、それぞれを自分の中に取り込んで
思考しながら生きていこうと思うことが、
言葉にならない気持ちと表現することの間に存在する人生なのではないかと
実感します。

会場に並んでいる作品が、
いらして下さった方の心の中にあるいつかの記憶や、
何となく覚えている風景と重なる時があるとしたら、
それが今日であっても、数ヶ月後であっても、
何十年も先のことであっても、
それが美術の面白さなのだろうと思います。

皆様の時間の流れと、私の変化を持ち寄って、
いろんなお話ができるのを楽しみにしています。
---------------------------------------------------
宇田奈緒 個展/Nao Uda solo show
"This Side of The Story"「あの物語のこちら側」展
2013年4月9日(火)-21日(日)
火-土11:00-22:00/日11:00-18:00(15日(月)は休廊)

gallery and cafe fu
〒231-0868 神奈川県横浜市中区石川町1-31-9
070-6429-8597(ギャラリー)
ギャラリーのFacebookはこちら
私のウェブサイトはこちら
[PR]
by udanao | 2013-04-06 23:14 | show
b0010191_1104085.jpg

4月9日から21日まで横浜元町の新しいギャラリーで個展をします。
その際に、初の試みとしてワークショップをすることになりました。
作品を生み出して、家に飾るということ、
自分と向き合って何かを発見するということが体験できる
新しいきっかけになればいいと思っています。
よろしければご参加下さい。
[PR]
by udanao | 2013-04-05 01:11 | show
b0010191_1840546.jpg

b0010191_18402518.jpg


6歳ぐらいの時、祖父が入院していた病院のロビーか、
または空港に向かうバスが出発するターミナルのようなところで、
手帳に筆記体でメモを取る外国の人を見て、
スラスラと何かを書く姿に憧れたことがあった。
その言葉が何だかもよくわからず、
でもとても印象的だったので、
私もノートに筆記体風の何かを書いてはtとかiの点を後から打って
外国の言葉のようなものが書けたことに満足していたことがあった。

人は、何歳ぐらいの時に
世界には自分とは違う言葉を話したり書いたりする人がいて、
例え同じ言葉を話す者同士であったとしても、
結構な努力をしなくては
意思の疎通というのは難しいらしいと気が付くのだろう。

そしてある時、韓国の空港を出て、
北京経由で日本に帰るという飛行機の中で、
私の隣には中国人のお母さんと、
韓国のパスポートを持った2歳のお嬢さんが座っていた。
その子は日本に在日韓国人のお父さんがいて、
家族の会話は日本語でしているらしく、
私とも日本語で話して遊んでいたけれど、
そのうち、近くに座っていた4歳ぐらいの中国人の女の子が近づいて来て、
おもちゃを差し出しながらその子に中国語で話かけていた。
2歳の子は「あ、おねえちゃん来た!」と日本語で言い、
年上の子は中国語で何かを語りかけるということを繰り返し、
二人が何を感じていたかはわからないけれど、
多分楽しい時間だったんだろうと端から見ていて私は思った。

大人になるにつれて、形とか考えとかを気にして、
言葉が通じるかとかきちんと理解されているかとか
そんなことばかりに頼るようになるのかもしれない。
本当は結構近いものをとっても遠いと思ってみたり、
実は違うものを無理に近いと思ってみたり、
場合によって自由に変化する距離を
無理矢理にでも定めようとしてみたり。

本当のところがどうなのかなんてことは、
その場所に立って時間をかけてからやっと見えて来るのかもしれません。
台湾での個展でじっくりと考え、新しいヒントを見つけて来ようと思っています。
------------------------------------------
Nao Uda solo show "the distance between the two"
宇田奈緒 個展「2つの間にあるもの」展
小南風 minami zephyr
-台北市大安區師大路68巷9號1樓
-Tel: +886-2-23633138
-opening hours:
Tue to Sat 12:00 ~ 21:00
Sun 12:00 ~ 19:00
-The nearest MRT station: 台電大樓 Taipower Building Station
blog
map
facebook
[PR]
by udanao | 2012-08-05 02:22 | show
b0010191_21191136.jpg

b0010191_21174585.jpg


5月15日から2ヶ月間滞在制作をしているBankART studio NYKの
オープンスタジオが7月6日に始まります。
16日まで作業の様子や作品が見られるようになっているので
ぜひ遊びにいらして下さい。

会期:2012年7月6日[金]-7月16日[月・祝]
時間:11:30-19:00 (最終日18:00まで)
会場:BankART Studio NYK
料金:入場無料
オープニングパーティー:7月6日[金] 19:00- 参加費:500円
詳細はこちら
http://bankart1929.comのWhat's newもご覧下さい。

6月30日(土)19時からBankART Pubでアーティストトークもあります。
[PR]
by udanao | 2012-06-29 21:26 | show
b0010191_046271.jpg

b0010191_23473160.jpg

場所も時間も違うのに、何だかいつか見た事があるような、
そんな懐かしい風景が記憶の中を通り過ぎて行って、
これまでにあった一つ一つのことに
今の自分が支えられて存在しているのだと実感する。

物事はある一方からではなく、いくつもの方向から見ないと
核心なんてものは見えないのだろう。
自分が長い時間をかけて考えて、ずっと信じてきたはずものが
変な風を受けてちょっと揺らいでしまうような時も、
私がどこに向かっているかを教えてもらい、
自分がその方向に行きたいなら行けばいいじゃないか、と
力強くうなずいてもらうことの意味はとても大きい。
-----------------------------------------------------
この夏は美術でいろいろなことをします。
皆様の進みたい方向についてや、
これまでの歩みの話を聞かせていただけるのを楽しみにしています。

宇田奈緒 個展
"a story about a family"[とある家族についての物語]展
2012年6月19日(火)-24日(日)
11:00-19:00(最終日17:00まで)
ぎゃるりじん 
〒231-0868 横浜市中区石川町2-85
地図はこちら
JR根岸線(京浜東北線直通)石川町駅南口 徒歩2分
みなとみらい線(東急東横線直通)元町中華街駅 徒歩15分

その他いくつかお知らせです。
*現在-7月16日
bankART NYK "Artist in studio"プログラム参加中
地図はこちら
7月6日から16日はオープンスタジオがありますが、
その前も見学可能なので、
もし良かったら作業中の様子を見に来て下さい。

*7月1日 10:00-16:00
「代々木てづくり市」@代々木八幡宮
地図はこちら
久しぶりにjuriologyと共にてづくり市に参加します。

*8月2日-8月31日
個展"the distance between the two"[その二つの間の距離]展
@台湾「小南風」ギャラリー
この時期に台湾にいらっしゃる方がいらしたらお知らせ下さい!
私は8月7日まで現地にいる予定です。
[PR]
by udanao | 2012-06-06 00:43 | show

LOVE

b0010191_23462062.jpg


先日祖母が亡くなりました。
倒れてから10週間ぐらいの間、みんなで病院に通い、
病室が祖母と家族を繋ぐ場になり、
いろんなことを話し、笑える思い出もたくさんできて、
そして最期はみんなが揃って見送れて、
とても10週間とは思えない時間の中で、
たくさんのことを考え、教わりました。
終わることなく、無限に続けばいいのにと心から願う気持ちと、
教わったことに感謝してこれからを生きていこうと思うことが、
きっと愛なのかもしれないと思います。

祖母が今どこにいるのかは私にははっきりとはわかりませんが、
暖かくて幸せな場所で、
向こうにいる家族や友達と再会していることを祈ります。

そんなことを考えながら描いた絵がグループ展に出ています。
妹の作品も一緒に出ているので、もし良かったらいらして下さい。
-------------------------------------------------
Launchpad cafe & gallery
ランチパッドカフェ&ギャラリー
LAUNCH PAD企画グループ『LOVE』展

2012年2月4日(金)-2012年2月26日(日)
火/水/木 11am-8pm
金/土/日 11am-10pm
(最終日は7pmまで)
定休日:2月13日(月)/20日(月)

横浜市中区元町1-23-1 リバーサイドビル1F
詳細はこちら
地図はこちら
Tel:(045) 641-1511
*カフェでの展示につき1オーダーをお願いします。おいしいものがたくさんあります。
*都合により営業時間に変更がある場合があります。
[PR]
by udanao | 2012-02-08 00:10 | show