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by udanao
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one of us

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倉造りの建物が有名だという町を歩き、
そこに残っているらしき江戸の面影を味わう。
私達は江戸を知る訳ではないけれど、
そこに積み重ねられた時間の流れがあると感じることは心地よい。

平成の世の中に生きる私達は、
倉造りの建物がもっと残っていたらいいと思ったりもする。
古いものが無くなっていくなんてもったいない、
昔の建物をもっと大事にしたらいいと思う。
でも、昨日出来た建物すらも、数十年の後には
平成の面影が感じられる町並み、などと呼ばれ、
それを見る為に未来の人達がゾロゾロと集まったりしてと考えると、
古いものへの執着もそんなには必要ではないのかもしれないとも思う。

アフリカかどこかで、15000年前の壁画が見つかったらしい。
私の高校時代の美術の先生は、そのニュ−スを知り、
自分と同じタイプの人間がその当時にもいた事が嬉しいと言っていた。

例えば、その頃にも
いろいろと考え事をするのが好きなタイプの人間がいて、
壁に向かい、棒を持って牛とか馬とかの絵を描き、
赤い土や黄色い土が入手できたことを喜んで、
ここにこの色を入れたらアクセントになるかな、
なんて思っていたとしたら、
私達と同じようにものを作る事に喜びを感じでいたのだとしたら、
なんだか時間の流れに対して安心できる気がする。
そして、そんなタイプの人達が
いつの時代にも存在していたという事実が何だか心強い。

私は私が見えるようにしか世界を知らないから、
世間とかみんながどんな風に考えているのかはわからない。
でも、私が見える世界と、他の人が見える世界が少しでも似ていて、
違いすらも混ぜ合って新しいものを生み出せるのだとしたら、
人類の一人であるということに愛しさを感じられるような気もする。

自分がいて、人がいて、時間が流れていて、
その間に生まれるものが私が求めている何かなのかなと、
最近ぼんやりと思うのです。
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by udanao | 2009-06-15 23:49