BankARTでの2ヶ月間のレジデンスが終わりました。
自分一人でいろいろなことを考える日々があり、
それを周りの人と話して共有する時間があり、
作品のことだけでなく、そもそもの写真と自分の関係までをも
理解できそうなヒントが得られた、そんな2ヶ月でした。
何かについて本気で考えるためには、
向き合うという行為が必須なのだと改めて感じます。
横目で見ていても、片手間で取り組んでいても、
一見美術風なものは人の中から出て来るのかもしれませんが、
本当は、正面からきちんと向き合って、
苦しみながらも何かに達しようという
野望を持って考えていなくては、
自分の言いたいことすら見えては来ないのだろうと思います。
何年も前からその前を通り過ぎていたような場所や考えが、
実は今の自分の疑問の答えになるということが、
すごく自然で、安心できるなと思いました。
何だかとてもすっきりした気持ちで、前を向いて、勇気を持って、
これからも進んで行こうと思うための種となった60日間でした。
毎日スタジオで迎えて下さったBankARTの方々、
スタジオに来て下さった方、たくさん話して知恵を下さった方、
スタジオでいろんなことを一緒にして下さった皆様、
本当に本当に感謝しています。
また会いましょう!
#
by udanao
| 2012-07-18 00:23
| me